PICTURE BOOK INTRODUCTION 絵本紹介

TITLE たいとる

新版 母さんがどんなに僕を嫌いでも

新版 母さんがどんなに僕を嫌いでも

●著:歌川 たいじ

発売日:2018年06月30日/価格:1,210円/ISBN:9784041062531

REVIEW レビュー

みんなの評価

★
★
★
☆
☆
3.0 (1件)

5★

0

4★

0

3★

1

2★

0

1★

0

また読みたい!

★
★
★
★
☆
4.0 (1件)

5★

0

4★

1

3★

0

2★

0

1★

0

読んだときの表情は?

(^∀^)
(`⌒´)
(T^T)
(゜o゜)

読んでみた評価
★
★
★
☆
☆
また読みたい!
★
★
★
★
☆

母 / 女の子

"小5の娘がこの本を読んでいるのを見かけたとき、正直ドキッとして「お母さんあなたのこと嫌ってるように見える?」と何度も確認してしまいました。聞けばただタイトルに興味を持って読んでみたそう。なぁんだ、もう。
この本は、複雑な家庭環境で育った作者の自伝的コミックエッセイ。と言うよりほとんど漫画ですが、漫画だから何とか読める、というくらい実に壮絶な内容です。幼少時の父母の不仲、母からの暴力、それによる心身の不調。どれも胸を苦しくさせる話ばかりで、途中何度も本を置いて天を仰いでしまいました。
子供は純粋です。そして、周りの大人に頼らないと生きていけません。だから無意識に自分の気持ちを殺して大人の機嫌を取るようになります。その何気ない行為が、その子の人生をどれほど深刻に歪めていくのか。
読んでいるうちにふと、小学生の姉たちを叱りつけている私の様子をいつも不安そうに見ている幼い末っ子の顔が心に浮かんで、私は大丈夫だろうかと背筋が寒くなりました。"

furukawa 2023.01.25 Review

読んでみた評価
また読みたい!