おとうさんの休日
おとうさんはウルトラマン
●著:宮西達也/円谷プロダクション
発売日:1999年06月/価格:1,320円/出版社:学研プラス/ISBN:9784052011061
読んでみた評価 |
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また読みたい! |
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母 / 男の子 / 3歳 / (^∀^)
宮西達也さんの「おとうさんはウルトラマン」シリーズより、今回はおとうさんの休日編。登場するのは、父ウルトラマン、子ウルトラマン、母ウルトラマンの3人家族です。
つい「しょわっち!」と大きな声を出してしまうお父さん、手料理をおいしいとほめられ連日作り続けてしまうお父さん、休日に仕事が入って子どもに「うそつきー!」と責められてしまうお父さんなど、様々なお父さん(またはウルトラマン)あるあるが描かれ、とても楽しい1冊です。
我が家の子供たちのお気に入りは、父ウルトラマンと子ウルトラマンが昔のアルバムを開くシーン。「宇宙忍者バルタン星人は強かった」「ピグモンはやさしいかいじゅうだった」「ダダは本当に駄々をこねて困った」など、名だたる怪獣たちとの名勝負の思い出を語る場面は、子どもだけでなく親世代にもぐっとくるシーンです。
テレビの中ではほとんどしゃべらない(「ハッ!」とかしか言わない)ウルトラマンですが、この絵本の中では饒舌にしゃべるのが何だかとっても面白い。是非読んでみてください。
風の子 2023.06.20 Review
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母 / 男の子 / 3歳 / (^∀^)(゜o゜)
アンキロサウルスの赤ちゃんにお父さんだと間違われてしまったティラノサウルス。どうして間違われてしまったかというと、「おまえ、うまそうだな」と言ったからなんですが、さて、どうしてそれがお父さんと間違う理由に?
その答えは比較的最初の方に出てくるのですが、「えっ、そういうこと?!」とちょっと笑ってしまいます。その後に続く2匹の物語も、可笑しく、温かく、微笑ましく、だからこそ、ラスト3ページの展開は予想外で衝撃的でした。
保育園では子供たちがこぞって手に取るというこの絵本。3歳の息子も「この絵本、保育園にあるよ!ボク、読みたかったんだー!」と大喜びでページをめくっていました。恐竜がたくさん出てくるので、恐竜大好きっ子にはピッタリの1冊です。息子は天真爛漫、楽しく読んでいましたが、小6の娘は「この絵本、悲しいお話だよね・・・」 どういうお話なのか、是非手に取って読んでみて下さい。
作・絵は「おとうさんはウルトラマン」シリーズでおなじみの宮西達也さん。このじーんとさせる感じ、確かに宮西さんだなぁ。
風の子 2023.06.20 Review
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