PICTURE BOOK INTRODUCTION 絵本紹介

TITLE たいとる

ちいさなおばけえほん ばけものづかい

ちいさなおばけえほん ばけものづかい

●著:せな けいこ

発売日:2017年06月08日頃/価格:858円/出版社:童心社/ISBN:9784494021383

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母 / 男の子 / 3歳 / (^∀^)

「ばけものづかい」というタイトルを見たとき、意味がよくわからなかったのですが、中を読んで思わず笑ってしまいました。「人使いが荒い」とはよく言うけれど「化け物使いが荒い」なんて、おそらくせなけいこさんの絵本にしか出てこない言葉ですよね!この絵本は「化け物使いが荒い」おじいさんのお話です。
ページをめくると、ろくろっ首、一つ目小僧、からかさなど、おばけ初級者のちびっこたちにぴったりな古典的おばけが次々に出てきます。このおばけ達が、彼らの住む家に越してきたおじいさんを驚かそうとするのですが、逆にいろいろな用事を言いつけられ、とうとう音を上げて逃げ出してしまうというお話です。
おばけが出る絵本!ということで、「ねないこだれだ」のように夜空に連れて行かれる的な結末を思い浮かべていたらしい息子。初めはこわごわ見ていましたが、おじいさんにやり込められてばかりのおばけ達がおかしくて、途中からは笑いながら見ていました。ユーモアたっぷり、楽しい絵本です。

五月雨 2023.06.20 Review

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