うまれてくるよ海のなか
●著:高久至/かんちくたかこ
発売日:2022年06月27日頃/価格:1,540円/出版社:アリス館/ISBN:9784752010142
5.0 (1件)
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(^∀^)
(`⌒´)
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母 / 男の子 / 4歳 / (゜o゜)
この絵本を開いてまず目を引くのは、色鮮やかな海の中の世界。クマノミやサンゴ、まるで宝石のように輝くアイナメの卵。すべてがカラフルでキラキラしていて、写真を眺めているだけでうっとりとした気分になります。
そして驚いたのが、ほとんどの海の魚はお父さんが卵の世話をするということ。口でパクパク、ひれでパタパタさせて、卵のまわりの水がいつでも新鮮であるようにかいがいしく世話をするお父さんの姿、ものすごく新鮮でした。
中には、卵を守るために口の中に入れるお父さんもいてビックリ。また、タツノオトシゴはお母さんがお父さんのおなかの袋に卵をうんで、そこでかえらせるそうで、もう驚きの連続でした。
衝撃的だったのが、タコのお母さん。実はタコが卵を産むのは一生に一度だけなんだそうです。卵の房を産み付けたあと、赤ちゃんがかえるまで守り抜き、生まれてきた赤ちゃんたちを見送ってからタコのお母さんは死んでしまうんだそう。
不思議で美しい海の中の世界。この絵本はその魅力をたっぷり伝えてくれます。
コスモス 2023.09.20 Review
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