11ぴきのねこ
●著:馬場のぼる
発売日:1967年04月/価格:1,320円/出版社:こぐま社/ISBN:9784772100045
読んでみた評価 |
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父・母 / 3歳 / (^∀^)(゜o゜)
保育園のお遊戯会で子どもが「11ぴきのねこ」の劇をやりました。水色の耳と衣装、ひげをつけた子どもたちはとってもかわいらしく、歌ったり踊ったりの劇は子どもにとっても楽しかったようです。それ以来「11ぴきのねこ」シリーズは我が家では特別な存在です。子どもは時々この絵本を棚から引っ張り出して読み聞かせをせがみます。
この絵本の面白いところ、くすっと笑ってしまうところは、11ぴきのねこたちの憎めない幼児性だと思います。ようやく捕まえた大きな魚を、持ち帰って仲間たちに見せるはずだったのに、11ぴきは食べたい気持ちを抑えることができず、みんなたぬきのおなかになってしまいました。その「一人占めしたい」「おいしそうだから食べちゃう」という気持ち、大人もすごくよくわかる。「バウムクーヘンまるごと1個食べてみたいな」とか「チョコレート1枚全部食べてみたいな」って、小さい頃思ってましたもんね。だからこのねこたちは愛されるのですね。
とらねこたいしょう 2025.01.22 Review
読んでみた評価 |
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父・母 / 4歳 / (^∀^)
半世紀にわたり子どもたちに愛され続けている、馬場のぼるさんの代表作「11ぴきのねこ」。親世代も、子どもの頃に一度は読んだり目にしたりしたことがあるのではないでしょうか。
欲をかいたばかりにギャフンという目にあって、それでもへこたれずに(ポジティブに?)ユーモアいっぱいに乗り越えて、元気にズンズン前に進んでいく11匹のねこたち。読んでいる私たちもつい笑顔になって、楽しい気持ちで読み終える、そんなシリーズです。
我が家の本棚にはこのシリーズが何冊かありますが、最初に購入した第1作目はやはり思い入れが深く、時々棚から取り出しては読み聞かせをしています。
このシリーズの魅力の一つは、印象的なフレーズ。たとえばねこたちが一斉に口にする「さんせーい」、おおきなさかなの歌う「ねんねこさっしゃれ」「たいりょうぶし」は、何となく耳に残る言葉で、普段の遊びの中でもこどもたちが時々口にしています。
我が子、そしてさらに次の世代にも読み続けてほしい、楽しく愉快な絵本です。
おもちちゃん 2024.01.22 Review
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