てっきょうてっちゃんでんしゃなにかな?
●著:山本省三(児童文学)/市原淳
発売日:2008年10月/価格:880円/出版社:くもん出版/ISBN:9784774314273
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父 / 6歳~
ある日、てっきょうてっちゃんという列車が旅をしていました。てっきょうてっちゃんは、子供たちが好きな遊びをたくさん知っているのですが、とてもおっとりとした性格で、感情表現が苦手です。
そんなある日、てっきょうてっちゃんが止まった駅で、ひとりの男の子が乗り込んできました。男の子は、てっきょうてっちゃんに一緒に遊んでほしいと頼みます。最初は戸惑っていたてっきょうてっちゃんですが、男の子の誘いに乗って、列車内で遊び始めます。
列車内での遊びの中で、てっきょうてっちゃんは、男の子と一緒に楽しく過ごし、感情表現をすることが大切だと気づきます。そして、男の子にも自分のことを話すことができるようになり、お互いに心を開くことができました。
物語の終わりには、男の子はてっきょうてっちゃんから、新しい遊びを教えてもらい、また次の駅で降りていきます。そして、てっきょうてっちゃんは、遊びを通じて親子の絆や感情表現の大切さを学び、新しい友達を作ったことで、とても幸せな気持ちになりました。
「てっきょうてっちゃんでんしゃなにかな?」は、遊びを通じて感情表現を学び、親子の絆を育む大切さを教える温かく心温まる絵本です。
がっちょーん 2023.03.20 Review
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父・母
電車大好きの2歳の息子にはぴったりの絵本で、1歳くらいから読み聞かせをしていました。「てっきょう てっきょう てっきょうの てっちゃん」のリズミカルな一文が1歳児の耳にすっと入ったようで、町で歩道橋を見た時も「てっきょう、てっきょう!」とよく言っていました。カラフルでわかりやすい絵、「ごとんごとん」などの擬音、次に来る電車を「なにかな、なにかな」と待つちょっとしたドキドキ感が、1~2歳児にぴったりです。
kawano 2022.11.18 Review
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