三びきのやぎのがらがらどん
ノルウェーの昔話
●著:マーシャ・ブラウン/せたていじ
発売日:1965年07月/価格:1,320円/出版社:株式会社 福音館書店/ISBN:9784834000436
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父 / 5歳
「三びきのやぎのがらがらどん」は、アメリカの作家、マーシャ・ブラウンによる児童書で、1960年に発表されました。
物語は、やぎの兄弟が、お腹を空かせた狼に追いかけられるところから始まります。最初のやぎは、狼に「やぎさん、やぎさん、家に入りましょう」と言われますが、それを断り、自分の家に逃げ込みます。続いて二番目のやぎも同じように狼に追われますが、彼もまた、狼をかわして自分の家に逃げ込みます。しかし、狼はまだお腹が空いているため、三番目のやぎを捕まえようと再び現れます。
三番目のやぎは、狼がやって来たときに、「がらがらどん、がらがらどん、私は鋼鉄のやぎだ」と言い、ドアを開けて狼を迎え撃ちます。狼は頑張ってやぎの家を吹き飛ばそうとしますが、最終的には諦めて去っていきます。三匹のやぎは、無事に狼から逃れ、その後は平和に過ごします。
この絵本は、子供たちに勇気や困難に立ち向かう力を与えるとともに、物語の途中で繰り返されるフレーズや韻を交えた文体が特徴的です。また、三匹のやぎがそれぞれ個性的であることも、子供たちにとって親しみやすく、楽しめる要因となっています。
よみきかせマン 2023.03.27 Review
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父・母
外国(北欧)のお話に時々出てくる「トロル」。子どもの頃、森に住む気味の悪い生き物というイメージを持っていましたが、この絵本に出てくるトロルは正にそのイメージどおりです。トロルのいる橋をかたこと鳴らして渡る小さいやぎのがらがらどん。それを食べようと襲いかかるトロル。賢い知恵で小さいがらがらどんは難を逃れます。さて2番目、3番目のがらがらどんは・・・
冒頭の作者の「トロルに捧げる」の一文も興味深いです。皆さんはどう解釈するでしょうか?
kawano 2022.11.18 Review
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