スノーマン

読んでみた評価
また読みたい！

父 ／ 5歳

「スノーマン」は、イギリスの作家・イラストレーター、レイモンド・ブリッグズによる絵本です。

物語は、寒い冬の日に、小さな少年が雪だるまを作ります。その夜、彼は自分の作った雪だるまが、生きているように動き始めることを発見します。少年は驚きますが、雪だるまは彼を誘い、一緒に夜の街を散策します。

二人は、クリスマスの飾りつけやおもちゃ屋、スケートリンクなど、街中の様々な場所を訪れます。最後には、雪だるまが生きていられる時間が限られていることに気づいた少年は、別れを惜しんで家に帰ります。そして、翌朝、少年は窓から外を見ると、雪だるまは消えてしまっていました。

「スノーマン」は、絵本としては珍しい、物語とともにシーンごとに挿入された大きな絵が特徴的です。映画化もされ、クリスマスの季節になると多くの人々に親しまれています。

よみきかせマン 2023.03.27 Review

読んでみた評価
また読みたい！

母 ／ 3歳 ／ (゜o゜)

もともとはセリフのないアニメーション映画として話題となった作品。この絵本では言葉が入れてありますので、小さい子にも読み聞かせやすくなっています。雪だるまがこんなふうに生きて動いて、大空を飛んで、夢のような世界に連れて行ってくれたら、どんなにステキだろう。大人も読み聞かせるのが楽しい絵本です。そして最後の別れのシーンには、読みながらホロリとくるかも。ロシアの昔話「ゆきむすめ」を思わせる、美しく切ないお話です。

furukawa 2023.02.06 Review