天女かあさん

●著:ペク・ヒナ/長谷川義史
発売日:2017年08月26日頃/価格:1,540円/出版社:ブロンズ新社/ISBN:9784893096364
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父・母
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3歳
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(^∀^)
「天女かあさん」は私の大好きな絵本です。まず、発熱した子供のお迎えに行かないといけないという働く母のリアルが良い。そして仕事の都合をつけるまでの間に面倒を見てくれる人を探してあちこち電話をかけるという展開も良い。あー、そうだった、子どもたちが小さい頃私もこんなだったなぁ、と泣きそうなくらいに懐かしくなりました。そして、そんなこんなでバタバタしながらお迎えに行っても、保育園の先生に「遅いな」みたいな表情でにらまれたり…
と、ついついグチになってしまいましたが、そんな頑張る母さんに頼れる味方が現れた!それが、なぜか関西弁の天女母さん!というお話がこちらです。
天女母さんのとぼけたキャラクターが愛らしい。そして、熱っぽいホホも発熱時の我が子を思わせて愛しい。もう何もかもが良いのです。
ちなみに「天女かあさん」のプロモーション動画では、この絵本のメイキング映像が見られます。この絵本の中に入ってしまいたいほど好きな人は必見。
ホホの母 2025.02.21 Review
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母
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3歳
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(^∀^)(゜o゜)
韓国の絵本作家、ペク・ヒナさんの作品。ある母親からの間違い電話を受けた天女が、母親が帰ってくるまで熱の子どものお世話をするという面白いお話しです。
まず個人的に「子どもが熱を出したので帰らなければいけなくなったワーキングマザー」という設定がとても良いと感じました。今すぐ帰りたいのは山々だけど、仕事の段取りもつけないといけない。とりあえず夫や自分の親に電話をかけまくる。もうあるあるですよね。
でもその電話がなぜか天女につながってしまった、という展開が全く予想外で、子供たちと一緒にゲラゲラ笑ってしまいました。しかもその天女、なぜか関西弁!読み聞かせにも四苦八苦です。
人形もとっても精巧かつ生き生きとしていて非常に可愛らしい。会社の様子、家の中の様子、街中の様子なども細かく再現されていて、見ていて飽きません。
少し昔の教育テレビの人形劇を見ているような温かみのある絵本。ペク・ヒナさんの他の作品も是非読んでみたい!と思わせてくれる素敵な絵本でした。
ひぐらし 2023.08.24 Review
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