ばけものつかい
●著:川端 誠
発売日:1994年11月01日頃/価格:1,540円/出版社:クレヨンハウス/ISBN:9784906379491
5.0 (1件)
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(^∀^)
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(T^T)
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母 / 5歳 / (^∀^)
この「ばけものつかい」というお話、我が家ではよくせなけいこさんのおばけ絵本で読んでいました。可愛らしい絵本だったので落語の演目だとは全く気付かなかったのですが、今回改めて落語絵本として落語特有の言い回しで読んでみると、また違った楽しさ面白さがありました。「ばけものづかい」の話の魅力が一段と増したなと思います。
あるところに人使いの荒いご隠居様がいました。奉公人も逃げ出すほどの人使いの荒さでしたが、相手がおばけになってもその姿勢は変わらず、あれこれ言いつけられておばけたちはすっかり疲弊しきってしまいます。そして最後はおばけたちも逃げ出してしまうというお話です。
いつもは人を怖がらせる方のお化けが、逆に人を恐れるというのがこの話の面白さでしょう。川端さんの味わいのあるイラストが素晴らしく、おばけたちのしてやられる様子が面白おかしく伝わってきます。川端さんの落語絵本は、古典落語の初手として子供だけでなく大人にもおススメです。
サンタさん 2024.12.23 Review
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