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ねずみのかいすいよく

Titleねずみのかいすいよく


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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「バーバパパ」シリーズの翻訳で有名な山下明生さんの作品。そしてこの絵はもちろん「14ひきの」シリーズでおなじみのいわむらかずおさんです。実は最初14ひきかと思って手に取ったのですが、かわいい7つごねずみのお話でした。
一家で満員電車に乗って海に行き、帰りの電車でこどもたちもお父さんもぐっすり眠っている場面は、我が家も同じようなことがあったので楽しく思い出しながら読み聞かせました。夏になったら絶対に…

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さよならしょうがっこう

Titleさよならしょうがっこう


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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2008年3月に閉校となってしまった秋田県大仙市の小種小学校を舞台とした写真絵本。教室や階段、手洗い場、食堂など、校内の様々な場所が面白エピソードを添えて紹介されています。こすると手が白くなる学校の壁や、誰かが自転車ごと落ちてしまった土手など、思わず笑ってしまう話もあれば、ヘビやコウモリが入ってきた体育館、カモシカらしきものが脇を通っていった職員室など、自然豊かさを感じる話もあり、閉校の寂しさより…

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巨大空港

Title巨大空港


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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朝の管制塔に入るパイロットの無線から始まるこの絵本。ページをめくると、着陸態勢に入った旅客機を下から見上げる大迫力のイラストが広がり、ぐっと気持ちが盛り上がります。空港に乗り入れる電車や、リムジンバス、タクシー。様々な装いの旅行客、空港スタッフ。全てが細かに描かれていて、臨場感たっぷり。そして見開きページには巨大空港の俯瞰図。まるで世界地図を見ているかのようにドキドキワクワクしてきます。手元に置い…

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カタカナせかいのでんしゃじてん

Titleカタカナせかいのでんしゃじてん


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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カタカナの「アイウエオ」で世界各国の列車とその国を紹介する絵本。例えば「ア」のページには、見開きの右側にアムトラック(アメリカを走る旅客鉄道)の絵、左側にカタカナのアが書かれています。余白には、国旗、地図、国の紹介などが豊富なイラストで描かれていて、電車好きの我が家の2歳児はもちろん、大人の私も非常に楽しく読み聞かせしました。子供が小さいとちょっとしたお出かけすら大変ですが、この絵本があればあっと…

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フルーツ めしあがれ

Titleフルーツ めしあがれ


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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高原美和さんの描く「めしあがれ」シリーズは、他に「おやさいめしあがれ」「おべんとうめしあがれ」などたくさんありますが、共通して言えるのは、どの絵本も食べ物の美味しさが丁寧に表現されているということ。この「フルーツめしあがれ」も果物一つ一つがみずみずしく、2歳の息子は「おいしそう!あむあむ」と食べるマネをたり、スイカのページでは「ペッペッ」と種を出すマネをしたりしていました。美味しそうだな、食べてみ…

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アリのたんけん

Titleアリのたんけん


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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かつて、虫たちをこれほど間近で見たことがあったでしょうか。恐らくほとんどの読者がないだろうと思います。タイトルにあるクロオオアリを始め、トノサマバッタ、ギンヤンマ、アゲハチョウ。ギロリと睨みをきかせるオオカマキリ。そして恐ろしいスズメバチ!2歳の息子はページをめくるたび「うわ!すげー!」を連呼しっぱなし。私たちの身近にいる代表的な昆虫はだいたい網羅してありますので、親しみを持って楽しく読むことので…

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しょうぼうじどうしゃ じぷた

Titleしょうぼうじどうしゃ じぷた


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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初めてこの絵本の表紙を見たときの衝撃は忘れられません。小学生の娘が学校の写生大会で描いた古い小型消防車にそっくりだったからです。後で知った話では、その写生大会にはモデルとして複数の消防車両が来ていたのですが、娘が描いた小型消防車は、この絵本の挿絵を元に地元消防署で再現されたものだったそう。そんな縁もあり個人的に大好きになった1冊です。今からもう60年近く前に発刊されたこの絵本。古い挿絵が何とも言え…

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ペンギンきょうだい れっしゃのたび

Titleペンギンきょうだい れっしゃのたび


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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「ノラネコぐんだん」シリーズでおなじみの工藤ノリコさん、こんなシリーズもあったんだな、と思いながら読みました。ペンギンの3きょうだいが、子どもたちだけで電車に乗って田舎のおじいちゃんおばあちゃんちへ行くお話です。リュックに持ち物を詰めるところや、駅でお弁当を選ぶところなど、イラストを見ているだけでもワクワクしてきます。きっぷをなくしかけるところなど「あるよね~!」と笑いながら読みました。いつかまた…

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セミたちの夏

Titleセミたちの夏


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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日本の夏を代表する昆虫と言えば、セミ。この絵本は、中でも身近なアブラゼミの一生を追った写真絵本です。セミの顔面のどアップ写真や、おしっこの瞬間、幼虫が土の中で少しずつ成長していく様子、土から出て木に登り羽化していく様子など、セミの一生の様々な場面が息を呑むリアルさで紹介されています。たまたま近くの公園でセミがカマキリに捕食されるところに遭遇した我が家の子どもたち、この絵本で同じシーンを見て大興奮。…

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カマキリの生きかた

Titleカマキリの生きかた


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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両手のカマをどうだと言わんばかりに構える表紙の写真が印象的です。カマキリ。子どもの頃は素手で難なくつかまえていたのに、大人になった今は見るのもやっと。でも我が子には是非間近で見てほしい。そんな自分勝手な親心を優しく満たしてくれる小学館の科学絵本です。カマキリが成長していく様子も、食べたり食べられたりするところも、交尾も、余すところなく見せてくれます。個人的には、カマキリの卵とハリガネムシを四半世紀…

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