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アリのたんけん

Titleアリのたんけん


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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かつて、虫たちをこれほど間近で見たことがあったでしょうか。恐らくほとんどの読者がないだろうと思います。タイトルにあるクロオオアリを始め、トノサマバッタ、ギンヤンマ、アゲハチョウ。ギロリと睨みをきかせるオオカマキリ。そして恐ろしいスズメバチ!2歳の息子はページをめくるたび「うわ!すげー!」を連呼しっぱなし。私たちの身近にいる代表的な昆虫はだいたい網羅してありますので、親しみを持って楽しく読むことので…

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しょうぼうじどうしゃ じぷた

Titleしょうぼうじどうしゃ じぷた


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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初めてこの絵本の表紙を見たときの衝撃は忘れられません。小学生の娘が学校の写生大会で描いた古い小型消防車にそっくりだったからです。後で知った話では、その写生大会にはモデルとして複数の消防車両が来ていたのですが、娘が描いた小型消防車は、この絵本の挿絵を元に地元消防署で再現されたものだったそう。そんな縁もあり個人的に大好きになった1冊です。今からもう60年近く前に発刊されたこの絵本。古い挿絵が何とも言え…

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ペンギンきょうだい れっしゃのたび

Titleペンギンきょうだい れっしゃのたび


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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「ノラネコぐんだん」シリーズでおなじみの工藤ノリコさん、こんなシリーズもあったんだな、と思いながら読みました。ペンギンの3きょうだいが、子どもたちだけで電車に乗って田舎のおじいちゃんおばあちゃんちへ行くお話です。リュックに持ち物を詰めるところや、駅でお弁当を選ぶところなど、イラストを見ているだけでもワクワクしてきます。きっぷをなくしかけるところなど「あるよね~!」と笑いながら読みました。いつかまた…

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セミたちの夏

Titleセミたちの夏


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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日本の夏を代表する昆虫と言えば、セミ。この絵本は、中でも身近なアブラゼミの一生を追った写真絵本です。セミの顔面のどアップ写真や、おしっこの瞬間、幼虫が土の中で少しずつ成長していく様子、土から出て木に登り羽化していく様子など、セミの一生の様々な場面が息を呑むリアルさで紹介されています。たまたま近くの公園でセミがカマキリに捕食されるところに遭遇した我が家の子どもたち、この絵本で同じシーンを見て大興奮。…

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カマキリの生きかた

Titleカマキリの生きかた


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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両手のカマをどうだと言わんばかりに構える表紙の写真が印象的です。カマキリ。子どもの頃は素手で難なくつかまえていたのに、大人になった今は見るのもやっと。でも我が子には是非間近で見てほしい。そんな自分勝手な親心を優しく満たしてくれる小学館の科学絵本です。カマキリが成長していく様子も、食べたり食べられたりするところも、交尾も、余すところなく見せてくれます。個人的には、カマキリの卵とハリガネムシを四半世紀…

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のびる じどうしゃ

Titleのびる じどうしゃ


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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「伸びる」という視点で自動車を捉えたのが新鮮だと感じました。そして、「伸びる」自動車が私たちの知らない場所で密かに大活躍していることに驚きました。2歳の息子は伸びても伸びなくても自動車が大好きですが、たまたま近くの工事現場でコンクリートポンプ車を見かけた直後にこの絵本を読んだので、「これ見たよ!伸びるんだよ!」と大興奮で見てくれました。個人的には「遮音壁背面点検車」に目からウロコでした。さて、どん…

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はなびのひ

Titleはなびのひ


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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花火大会がほとんど行われなくなってしまった昨今。あの夜空に咲く大輪の花をまた見たいものだと思っていたちょうどその時、この絵本の表紙が目に止まりました。漆黒の夜空にいくつも広がる金色の花。ぎゅうぎゅうになって見上げる大観衆。表紙を開くと、たしろちさとさんの描く動物たちのかわいらしさ、描写の細かさに魅了され、次々とページをめくってしまいます。話の展開も面白く、小2の娘が何度も繰り返し読んでいました。こ…

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なにかがいる

Titleなにかがいる


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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Eテレの「ピラゴラスイッチ」「0655」などを手がける佐藤雅彦さんとユーフラテスによる面白写真の本。草むらや木肌、海底の砂、身の回りのちょっとした物など、様々な場所に隠れる生き物たちを「なにかがいる。」と探していく楽しい絵本です。割と簡単に見つけられるものもあれば、一見しただけではわからないものもあり、小2の娘も真剣になって見ていました。この本を見ると、実は私たちの近くには「常になにかがいる。」の…

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ぼんさいじいさま

Titleぼんさいじいさま


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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一度読んだ後「あれ?これは、そういうことかな?」と再度読み返しました。小学校低学年くらいからの絵本です。
いつもと変わらぬ朝を過ごしていたぼんさいじいさまが、ひいらぎ少年のお迎えを受け、これまで共に過ごしてきた鳩や猫や馬、そのほか大勢の生き物たちに、今生の別れを告げて、静かにこの世から旅立っていく・・・。自然と共に生き、そして命を全うするぼんさいじいさまの最後は、寂しくも華やかで、万感の思いで見送…

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ひなまつりの ちらしずし

Titleひなまつりの ちらしずし


kawano2022.11.18 Review

読んでみた評価
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桃の節句に7歳の娘に読み聞かせました。ひな祭りの絵がとっても華やかで、ながめているだけでも楽しい気分になります。ひな祭りのちらしずしの具には様々な願いが込められているということ、娘もへぇ~という顔で聞いていましたが、私自身も初めて知って目からウロコでした。ひな祭りのちらし寿司はいつも市販もので済ませてしまっているけれど、次はちょっと頑張って作ってみようかしら。読み終えた後そう思ってしまう1冊です。

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