Titleこの世でいちばんすばらしい馬 kawano2022.11.18 Review 読んでみた評価 2005年にドイツ児童図書賞を受賞した作品。絵は、8世紀の中国に実在した画家ハン・ガンが用いたのと同じ手法で絹地に描いたものだそうで、実に味わい深く、どこからか胡弓の音色が聞こえてきそうな、そんな雰囲気が漂います。馬の絵が躍動的で、見開きいっぱいの戦場シーンは本当に圧倒されてしまいました。馬の目から大粒の涙があふれる場面は、馬の悲しみが痛いほど心に響き、読み終えた後もしばらく動けなかったほど。絵本… Titleきみがしらないひみつの三人 kawano2022.11.18 Review 読んでみた評価 頭と心と体を3人の友達に例え、人が生まれたら彼らがどのように働くか、死んだら彼らはどうするのかを描いた絵本。頭と心と体がバランス良く働いて初めて私たちは健康でいられるのですが、それをかわいらしいイラストで擬人化し、やさしく語りかけることで、小さい子にもわかりやすくなっています。生きている間の3人の働きもそうですが、死んだ後の3人にも深く考えさせられます。体は一緒に眠りにつく。頭は他の人の記憶に働き… Titleさっちゃんのまほうのて kawano2022.11.18 Review 読んでみた評価 この表紙を見たとき、怒りと悔しさで涙をボロボロ流しながら母に反抗した幼き日の自分を思い出しました。でもこの表紙のさっちゃんは、私が抱いたような単に自分の主張が通らないことに対する悔しさとは全く違った、自分の力ではどうしようもないことへの悔しさと悲しみを、小さな体いっぱいにして泣いている。幼稚園のおままごとでお母さんになりたかっただけなのに。ただそれだけなのにと。 小2の娘が何度も読み返していた、心… Titleテーブルマナーの絵本 kawano2022.11.18 Review 読んでみた評価 長女が2歳くらいの頃、お箸の正しい持ち方を教えようと思って手に取った1冊。開いてみるとお箸の持ち方だけでなく、お茶碗やお椀の正しい持ち方、焼き魚の食べ方、ナイフとフォークの使い方、パスタの上手な食べ方など、大人も読みたくなる様々なマナーが盛りだくさんでした。特に「お箸でしてはいけないこと」のページは必見。お箸をご飯に立てる「立て箸」、食べ物を箸と箸で渡す「拾い箸」を始め、たくさんの決まりごとが載っ… Titleはらぺこあおむし kawano2022.11.18 Review 読んでみた評価 言わずと知れたエリック・カールの代表作。我が家のこどもだちも大好きな絵本です。絵がカラフルかつ大胆で0歳児にも視認しやすいこと、食べ物がたくさん出てくること、おなかの痛かった一匹の青虫が最後に華やかな蝶になるというハッピーエンディングが、就学前のどの年齢にも喜ばれる1冊です。この絵本に合わせた歌もあり、保育園で覚えてきた長女がよく「月曜日~(月曜日~)、りんごをひーとつ食べました~♪」と楽しそうに… Titleビッグブック はらぺこあおむし kawano2022.11.18 Review 読んでみた評価 「バムとケロ」シリーズの魅力の一つはなんと言っても「おやつシーン」があること!何かをやる時はまずおやつを食べてから。こどもにとっては夢のようなルーティーンです。しかも今回バムとケロの行く先は、こどもの好きな「おかいもの」。まるで自分がママと一緒にお買い物に来ているかのような表情で、ワクワクしながら聞いている我が家のこどもたちです。親の私もバムのとぼけた顔とケロちゃんのかわいさにすっかりとりこになっ… Titleちいさな うさこちゃん kawano2022.11.18 Review 読んでみた評価 うさこちゃん(ミッフィーちゃん)は言わずと知れたディック・ブルーナさんの代表作。そして日本の女の子が大好きなキャラクターです。この本は、そのうさこちゃんの記念すべき誕生シーンが描かれた1冊です。シンプルな描き方や鮮やかな色合いは、こどもの視認性が高く、ふわふわさん(お父さん)、ふわおくさん(お母さん)などの呼び名も、新鮮でかわらしい。我が家ではお人形遊びの好きな次女がいちばん興味を持ってながめてい… Titleこんとあき kawano2022.11.18 Review 読んでみた評価 林明子さんの優しい表紙の絵に迷わず手に取った絵本です。ぬいぐるみのこんと人間のあきちゃんが電車に乗っておばあちゃんちにプチ冒険するお話。これは夢?それとも本当の出来事?最後までどっちだかわからずに終わりますが、うちの娘にとってはきっと本当のお話。だって彼女も、外出先には必ずぬいぐるみを抱えて行くし、夜はもちろん一緒に寝るし、私が乱暴な扱いをすると「そんな持ち方しないで!」と怒るからです。こどもたち… Titleはじめてのおつかい kawano2022.11.18 Review 読んでみた評価 この本は長女が5~6歳の頃によく読み聞かせていた1冊です。3歳下に次女がいるため、登場人物の名前を長女や次女や長女の友達の名前に変えて読んでいました。まるで自分のことのように思うようで、いつも真剣な顔で聞いていたのが印象的でした。たった1人でおつかいに行く、ということを想像するだけでドキドキしたようです。最近は次女に読んで聞かせています。やはり手に汗握りながら聞いていて、おんなじなんだなと笑ってし… Titleきんぎょが にげた kawano2022.11.18 Review 読んでみた評価 我が家のこどもたち全員が大大大好きだった1冊。五味太郎さんの独特の絵と色彩、きんぎょを「また逃げた!」「今度はどこ?」とさがす面白さ、私自身も楽しく読み聞かせていました。きんぎょ以外にもたくさんの絵が描かれているので、物の名前を覚え始めたら「きりんさんはどこ?」「かさはどこ?」など、少しずつレベルアップさせると何倍にも楽しめます。ちなみに、この絵本で我が家の平成生まれのこどもたちは「黒電話」を知り… <<前へ 1 … 26 27 28 29 30 31 32 次へ>>